宮城県の労働局が陸災防（陸上貨物運送事業労働災害防止協会）と共同開発した「運転日報管理システム」をバージョンアップし、道路貨物運送事業所に提供できるようにしました。これは、労働基準法や「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」（改善基準）の遵守状況を把握でき、過労運転による交通事故や過労死等の防止のためのツールです。マウスを使って運行実績を入力するだけで、遵守状況だけでなく時間外労働、深夜労働等も自動的に集計でき、事務の軽減にも役立つようです。

宮城県労働局のホームページの新着情報の10月31日分として掲載されています。トラックドライバーは特に人材不足の影響もあり、労働時間が長時間になるケースが多いため、まだ手作業で管理をしているという事業場はぜひ一度この「運転日報管理システム」をお試しください。