お知らせ
65歳超雇用推進助成金の見直しについて
令和3年4月から改正施行される高年齢者等の雇用の安定等に関する法律を踏まえ、65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)の見直しが行われる予定です。
65歳超雇用推進助成金は、定年の廃止又は、定年の65歳以上への引上げや、希望者全員を66歳以上の年齢まで再雇用する制度を新たに導入した場合に支給対象となります。令和3年度に予定されている助成内容の見直しでは、要件や支給額の一部が見直され、助成額の算定となる60歳以上の雇用保険加入者数の「1~2人」枠と「3~9人」枠が「10人未満」枠に統合され、それに応じて助成額も一部変更されています。
現状では60歳以上の雇用保険加入者が「1~2人」の場合では「3~9人」の場合と比較し、助成額も少額であり利用しにくいものでした。今回の見直しにより対象労働者の区分が「10人未満」として統合され、助成額の調整が行われますので、改正前よりは利用しやすくなることが見込まれます。
現時点(令和3年3月15日)では区分と金額の変更のみの発表となっておりますので、今後新たな情報がわかり次第、お伝えいたします。