お知らせ
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年金支給停止調整額は51万円に引上げ

 厚生労働省から令和7年度の国民年金の老齢基礎年金額が発表されました。これによると新規裁定者(67歳以下の方)の老齢基礎年金(満額)の金額は69,308円となり、前年から1,308円増額される結果となりました。増額率としては前年から1.9%の引き上げとなります。また、老齢厚生年金を含んだ夫婦2人分の標準的な年金額については、232,784円となりこちらも前年から4,412円増額する形となりました。ただし、前年の物価変動率がプラス2.7%であったことから、年金増額率と物価変動率の差が前年よりも広がっており、実質的には支給額のアップを感じにくいかと思います。

 また、働きながら厚生年金に加入し年金を受け取っている方に対する在職老齢年金の支給停止調整額(年金の基本月額+総報酬月額相当額)についても変更となります。支給停止調整額は現状50万円となっていますが、令和7年度については1万円アップの51万円となりますので、在職老齢年金の対象で給与や賞与支給額の調整を行っている方については参考にしてください。

【厚生労働省HP】令和7年度の年金額改定について

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