お知らせ
年収106万円の壁は3年以内に撤廃へ
令和7年6月13日に「社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律案」(年金制度改正法)が成立しました。
いわゆる「106万円の壁」に関わるもので、健康保険・厚生年金保険加入時の賃金要件(月額88,000円以上)が、今後3年以内に撤廃されることになります。これに伴い、新たに加入対象となる短時間労働者が増加する見込みです。
企業規模要件は人数に応じて段階的に拡大されることとなっており、すべての企業に適用されるまでには最大10年の猶予がありますが、多くの方の働き方に影響を及ぼす内容となります。多様な働き方の設定で従業員側の選択肢を増やすなど、人手不足への対応も含めて準備を検討されると良いでしょう。