お知らせ
職場での熱中症による死傷災害が増加
厚生労働省が平成29年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」を公表しました。これによると、平成29年の職場での熱中症による死傷者(死亡または休業4日以上)は544人と平成28年よりも82人増加し、微減となっていた平成28年に比べ2割程アップする結果となっています。
発生件数を業種別でみると、建設業が最も多く次いで製造業の順となっており、全体の約半分をこの2業種で占めています。また、熱中症による死傷者数を月別でみると全体の約9割が7月と8月で発生しています。平成29年は弊所でも、軽症状ではありますが熱中症による労災の申請を数件行いました。熱中症による労災を無くすため、のどが渇いていなくても定期的に水分・塩分を摂取する事と、特に建設業では涼しい場所での休憩をこまめにとる等、従業員に喚起していきましょう。